テレビも電車もコンビニも警察も休まないのになぜ新聞社は休むのか?


新聞には、年に数回「休刊日」というものがあります。
全国の新聞が足並みそろえて休みましょうという日です。
新聞社のスタッフはもちろん、印刷所や販売店の休日を確保することが理由のようです。
11月はきのうが該当し、朝刊は休み。前日付の朝刊には2日分のテレビ欄が印刷されていました。

これにはかなり反対です。
それはなぜかというと、報道に空白が生まれるからです。

報道というのは、基本的には途絶えてはならないものではないでしょうか。
水・電気・ガスなどのライフラインが休みますか?
警察が休みますか?
テレビが休みますか?
新聞はこれらのものと似た使命のようなものがあると思います。
紙が休みでもネットでのニュースは配信していると新聞社はいいますが、明らかにボリュームが不十分ですし、ネットに接続できない人からニュースを奪うことになります。
大事なニュースがあったら号外を出せばそれでいいかというと、受け取れない人もいるからそれはダメです。

休んではいけないとは思いません。
ですが、例えば順番に休むということもできなくはないんじゃないでしょうか。
もしくは横並びをやめるだけでも随分違うと思うのですが。

実は毎年お盆近辺の新聞は薄くなります。
本当にニュースが少ないのかもしれませんが、こっそり休んでいると考える方が自然ではないでしょうか。
それもやや腑に落ちませんが、休むよりはマシでしょう。
当たり前のように休む習慣はそろそろ終わりにしていただけないでしょうか。