指紋がカギ代わりになると強盗が増える


これからは指紋や手の平の静脈、瞳などで個人を認証することが増えるそうです。
従来の鍵や暗証番号などよりも安全といわれています。
鍵の紛失や暗証番号を忘れる心配もありません。

でも本当にそれだけでしょうか。
家や金庫の鍵は別として、暗証番号なら口さえ割らなければ守ることができます。
しかし、新技術のもとでは、対象部位を切除してカネを引き出すなんて荒っぽいこともありうるんじゃなかろうか。
従来なら窃盗や強盗で済んだ事件が、強盗傷害や強盗殺人へと変わる可能性があるのです。

対策としては、機械が「気持ち」を認証できるかだと思います。
つまり、「本心からそう思っているのか」ということを判断するのです。
精度の高いウソ発見器みたいなもんですね。
これが実用化されるとどうなるかというと、世の中からウソがなくなります。
それって基本的にはいいことだと思うけど、つまんなくはなるなぁ。
ウソをつくということもウソを疑うということもない世界。
まぁそしたらウソ発見器なんていらないんだけどさ。