理系の文章は読みやすい


とある企画のために、今日はずっと物理分野の本を読んでいた。
といってもどれも「入門書」的な内容で、新書ぐらいの分量なんですけど。

ふだん理系の本は読まないんで、当然難しい部分もあるし辛いところもあります。
でも理系の先生は優しい。
たぶん自分の話が理解しづらい分野だとわかってるんでしょう、平易な例を用いて説明してくれる。
しかも物語風になっていたりする(そういうのがやりやすい分野ではあるんですが)。

そこへいくと文系の先生は無駄に“高尚”に文章ひねくりまわすんで、読みにくいこと読みにくいこと。
言ってることは単純なのにね。
理系の人の方がよっぽど文学的な感覚があるのかもなと思いました。
想像力というか空想力があるということなのかな。
難しいことを易しいことばに“訳す”ことは、教育者として大変重要な資質だと思います。
まぁ「ここまでくればもうおわかりだと思うが‥‥」みたいなフレーズが何の予兆もなくいきなり出てくるのには戸惑ってしまいましたが(文系脳だからついていけねぇってだけのことだったりして)。

というわけでこのネタ、おもしろいです。
案外理科や数学を学ぶのも悪くなかったかもなぁ。
なんとかこのおもしろさを他の人に伝えられるようにがんばります。