不規則の規則


公平な抽選を行うときやランダムな結果がほしいときにはコンピューターを使う。
コンピューターを使えば、基本的には不正(例えば賄賂を渡しても無駄である)ができないし、結果が「正確に」散らばるんである。

しかし本当にそうなんだろうか、とちょっと思った。
というのも、人間であれば任意に「テキトーに」ルーレットを止められる。
「なんとなく」と言ってもいい。
ところがコンピューターはタイミングを「テキトーに」決めることができないと思うのだ。
何らかの計算の解であるとか、乱数表から順番に選ぶとか、そんな「思考」というかインプットがあるんじゃないのか。
だとすると、その計算方法や乱数表が手に入れば、結果を予想できるはずだ。
あくまでいい加減な仮説ではあるが、当たってるとするとこれは不正が可能になる。
実際に得してる人がいるんじゃないかと疑ってしまうなぁ。
ランダムというのは果たして信用できるのか。