横浜駅は工事中


久しぶりに京浜急行横浜駅で降りたら、ずいぶんと様子が変わっていた。トイレが新設されてたり、コンビニやらカフェやらジュース屋やらができていた。京急のプレスリリースによると、オープンしたのは2月15日、先週の金曜日のようである。駅ナカ店舗「KEIKYU EKI PORT YOKOHAMA」というらしい。ずっと工事してるなと思ったら、こんなもんをつくってたのか。特にトイレは、今まで中央改札には汚くて数が少なくてわかりづらいとこにしかなかったので、ずいぶんと助かる人がいるんじゃないかな。


Wikipediaの横浜駅の項によれば、京急横浜駅に駅ビルを建てているらしい。今回オープンしたショップはその一部という位置づけのよう。うーん、一利用者の立場からすると、もうそういう「商業施設」は要らないんだけどなぁ。買い物や食事ができるところは横浜にいくらでもある。だけど逆にいうと横浜にはそれしかない。食事して買い物したらもうやることがないんで、閉館したハマボールのような、遊べるスポットを増やしてほしいところ。


それにしても、横浜駅はいったいいつになったら完成するんだ。もう10年以上は工事してる気がする。全部が完了するころには、みなとみらい線なんか補修が必要になってるんじゃないのか。永久に完成しなくて、日本版サグラダ・ファミリアみたいになるんじゃないか?


まぁおそらくこんなに時間がかかっているのは、国内有数の乗降客数があることが影響しているんだろう。終電も遅くまであるし、始発も早い。そんなに急かすなら週に1回駅を閉鎖させてくれとかいわれそう。


問題なのは、どこをどのように工事していて、それがどれぐらいの期間行われるのかがはっきりしていないことだ。ずっと「工事中ですみません」という表示があって、歩きにくい仮通路で、ときどき新しい通路に誘導されるが、今度は別の通路が仮通路になっている、という状況がかなり長いこと続いてるだけなのだ。明示してもらうことのメリット・明示しないことのデメリットがあるかというとそうでもないような気がするが、教えてくれてもいいんじゃないかなぁ。いや、もしかするとどこかで正式な書類が閲覧できたりするのかもしれないが、そうだとしてももう少し利用者に親切になってもいいと思う。


工事中は駅の美しさも損なわれる。特に、メインともいえる中央自由通路。国際都市・横浜のメイン通路がこんなに暗くて汚くていいわけないと思うんだけど。せめてコンクリートむき出しの天井を隠すだけでもずいぶん印象が変わってくる。今さらもう遅いけど。