電子マネー戦争はSuicaに軍配? :どのSuicaカードにするかの検討も
JR東日本と全日空が提携するという新聞広告が出ていた。(全日空のプレスリリース:2008年2月7日)
Suicaにとっては大きな追い風になりそう。今後はJR各社や各私鉄・地下鉄・バスの電子マネーとの互換性が高まり、日本中どこに行っても使えるようになるだろう。すでにETCには対応しているし(トヨタとも提携)、飛行機(JALとANA)を押さえたことと合わせ、『交通機関』を利用する人はSuica1枚で決済ができるようになりつつある。しかも『WAON』を発行する総合スーパー最大手・イオンとの提携も発表されており、どんどん勢力は拡大されている。Edyは辛くなってきた。つい先日次世代DVDの規格争いが終結したと思ったばかりなのに、今度は電子マネー戦争も決着の気配。と考えるのは早計か?
で、とりあえず自分としてはいろんなカードを1枚にまとめたい。具体的には、以上のような流れから、Suicaにまとめたい。できるならケータイにまとめたい。まとめることでかさばらなくなるし、ポイントも効率よく貯められ使えるのである。
まとめるにあたって、まずオートチャージ機能を付けようと思う。便利だし、クレジットカード代わりにもなる。すばらしい。
ここで(自分的に)新発見が。モバイルSuicaはオートチャージに対応していないらしい。全部をケータイにまとめる野望ははやくも絶たれた・・・。まぁ向こう10年ぐらいはサイフを持ち歩くと思うんでそんなに苦にならないと思いますが。
2008年2月19日現在、オートチャージを付けられる主なカードは以下の通り。
・「ビュー・スイカ」カード(定期券機能)年会費:500円
・JALカードSuica(マイルカード)年会費:2100円(※普通カード)
・ビックカメラSuicaカード(電器店ポイントカード)年会費:500円(※クレジットの利用があれば無料)
・みずほSuicaカード(キャッシュカード)年会費:500円(※クレジットの利用が10万円以上なら無料)――JR東日本ホームページより抜粋
なるほど。うーん、自分のライフスタイルを考えると、マイルカードは1回あたりの取得ポイントは大きくなりそうではあるが、日常的に持ち歩くことは考えにくい。ので、たぶんJALカードはつけない。年会費がちょいと高めなのも気になる。
定期に関しては、電車通勤をするならば必須になる。電車通勤の途中にビックカメラがあるなら、ちょっとしたものを買うこともあるかもしれないし、額も大きい。これらについてはたしかに魅力的ではあるが、4月になってみないとはっきりしない。
となるとキャッシュカードか。キャッシュカードはたぶん持ち歩くことになるだろう。会社のメインバンクもたしかみずほだったし。ETCやモバイルSuicaに登録することもできるようなので、なかなかよさそう。当面はこれでいってみようと思います。