環境に恵まれるのには偶然の場合と必然の場合がある


「周囲の環境に恵まれる人」はいくつかのタイプに分けられると思う。

(1)運がいい人
(2)恵まれた環境を見つける眼力とそこに入っていける能力がある人
(3)どんな環境でも「恵まれている」と感じられる人(物事をプラスに考える人)
(4)周囲を変えられる人

とりあえずこんなところかな。
まだあったら教えてください。
当然複数の要素を有している人もいることでしょう。

まず(1)に関しては努力とかではどうにもならないでしょう。偶然が作用します。

(2)は優秀な人。「すごい集団を見つける方法とそこに入るためにすべきこと」を学ばなくてはいけない。そしてなにより、元の集団を抜けて新天地に活路を求めているようなニュアンスですね。どうしても今のところを抜けられない人は困ってしまいます。

(3)いいことだとは思うけど、相対的にみて明らかに劣位にある集団にいる場合は、知らないところで不利益を被っている可能性があります。

というわけで、ここでは(4)の重要性を指摘したい。
理由は、誰にでも真似がしやすくて、かつ今いるところを抜けなくていい点。
ではどういう人か、具体的に説明しましょう。

簡単に言ってしまえば、周りを楽しくさせたり潜在能力を引き出してしまう人です。
僕も経験がありますが、いっしょに仕事をしているときに、組んでいて楽しい人とそうではない人がいます。
楽しい人のときは気分が乗って、いつもより丁寧な接客ができたりします。
傍からみると、その人の部署の人間は生き生きと働いていて、実に働きやすそうに映ったりするわけです。
何がそうさせるかというと、先天的な資質もあるでしょうが、何らかの努力や心がけでもある程度達成だと思います。
どういう努力や心がけなのかはうまく説明できませんが。

また、ポテンシャルをフルに発揮できる人が増えるというのは社会的に有益ではないかとも考えます。

えーとつまり、自分の周りをいい方向に導ける人がいると。
環境が悪いと嘆く前に、がんばってみましょうと。
そしてそれはマクロな視点からみても有益な影響を及ぼす可能性があると。

余談ですが、たいていこういう人自身はあまり気付いてなくて自覚的にやっていないような。
自覚してノウハウを明らかにしてってもらえるとありがたいんですがねぇ。