垣間見えた日本野球の懐狭さと希望


野球、北京オリンピック予選、最終戦
とりあえずはおめでとうございますなのですが、イチャモンもある。
7回のビッグイニングの立役者として宮本の走塁が絶賛されている。
3塁手の足を引っかけたプレー。
最悪自らがタッチアウトでもゲッツーだけは避けようというプレー。
これをテレビで絶賛してはいかんでしょう。
子どもがマネをしたらどうするんだ。
相手にケガさせたらどうするんだ。
アジアの野球が汚くなったらどうするんだ。
もっとクリーンかつ圧倒的な野球で決めてほしかったな。
教訓にすべきは亀田ではなく内藤だ。

で、このプレーを指摘したのが解説の古田だったのですが、着眼点はかなりいい。
「いかに自分のバッティングができるかです」とかいう何の理論も知識も示さない解説者が多いなかで、専門家ならではの見方に感心させられる。
このプレーにしても普通なら気にしないでしょうし。
師匠の野村克也の解説も、「リード」という面について勉強になるが、古田ももっと見たいもんである。

それにしても青木は、野球の成績・年俸・顔・学歴、どれをとっても申し分ないけれど、相変わらず打ち方だけは変だよなぁ‥‥。