飲み込みが悪い同僚・後輩に悩む人たちへ


誰かに何かを教えるとき、「なんでこいつこんなに飲み込みが悪いんだ?」と思ってしまうことがあります。自分のときこんなに時間かかったっけ?と思い返すぐらいならいいものの、ときにはイライラして怒ってしまい、その後の人間関係に支障をきたすことすらあるでしょう。
おそらく、個人差というものはあります。器用な人と不器用な人。しかしその能力差以上に理解が遅い場合があるような気がするのです。そうしたときの違いは何かというと、教える人が違うということなのではないでしょうか。つまり、「飲み込みが悪いというのは、飲み込ませ方が悪いのかもしれない」という発想です。もちろん同じ人が同じように教える場合であっても、飲み込みがいい人と悪い人はいるんでしょうけど、個人の能力差ということに加えて、教え方に合う・合わないがある可能性もあります。
同僚や後輩の飲み込みの悪さの原因を彼らのなかに求めることもできるでしょうが、そこで終わらせずに、自らを省みることでよりポジティブな方向に進んでいけるように思います。