寒くても温暖化


今日は寒かった。ゲレンデにいるみたいだった。しかも風も強かったんで、体感温度は滑走してるとき並みだった。ところが明日はもっと冷え込むようで、最低気温はついに氷点下。むー、布団から出られないだろうなぁ。
こんなに寒くても、地球温暖化は進行しているらしい。ちょっとウソなんじゃないかとも思えてくるが、どうもそうらしい。むしろ、寒いからこそ暖房をたき、二酸化炭素を排出している。部屋だけではなく、地球もあたためているんである。
平均気温はあがっている。しかしだからといって暖房はなかなか止められない。というかぶっちゃけ、冬にそんなこといわれても、どれだけの人が意識を変えられるんだろう。雪産業の人なんかは寒さをありがたがるだろうけれど、雪国で暖房切ったらそっちのが大変なことになるしなぁ。冬にやる温暖化防止PRはあまり効果が出ないだろう。ただ、みんなが同じように「わかっちゃいるんだけどなかなかねぇ・・・」と思ってるときって、ちょっとしたきっかけでオセロみたいにガラッと変わるような気もする。おそらく仕掛ける人もそのへんはわかってて、「財布にも環境にもやさしい」というように、自分にとって得なことをするとついでに環境にもいいですよ〜みたいな訴え方をするようになってきている(「エコロジーはエコノミー」というやつですね)。金銭のほかにもうひとつ何かうまい仕掛けを見つけたところがアドバンテージを得ていくんじゃないだろうか。・・・って、口でいうのは簡単なんだけれど。