「親の金で食わしてもらってるうちは、親のいうことを聞け」の妥当性


知り合いの日記を読んだ。その人の家は厳しくて、門限を過ぎて帰宅したら親に怒鳴られたと。「親の金で食わしてもらってるうちは、親のいうことを聞け」と。その人は「お金の話をされたら黙るしかない。。。」と書いてました。
僕自身はそんなことをいわれたことはないのですが、でもなにか腑に落ちないというか釈然としないというか違和感がある。そんなに簡単に納得しちゃっていいのか。
極端な言い方をすれば、お金を出してることってそんなに偉いことなのかってことです。
食えないほど貧しくて、必死に養っている家だったらわかります。でもその人の家は一等地に居を構えているし、中学校と高校は私立ですし、大学院まで行かせてもらってるんで、そこまでお金に困っているわけではなさそう。だとしたら、子どもを養うのってやらない方が問題なわけで、ある意味では当然のことなんじゃないかという気も・・・。逆に自分の金で生活しているからって親のいうこと聞かなくていいってこともないでしょうし。そもそも、そんなこと言ったら専業主婦の人は夫に文句言っちゃいけないことになりますよね。権利というのは別に金を出してる出してないだけではないでしょう。
いや、もちろん育ててくれたことには感謝しなくちゃいけないとは思いますけどね。自分に子どもができて「育ててくれて当然」という態度をとられたら腹は立つだろうし。でもそれを理由にがんじがらめにするのは違うと思います。