大学生活最後の講義


卒論やりながら、明日1限授業なのにちゃんと起きられるかなーって思っていた。
卒業に関係しない単位だから別に休んでもいいかなーなんて思っていた。
でも明日は行かなければならないのだった。
しかも授業中に寝るわけにもいかないのだった。


なぜか?






明日は大学生として、いや、学生の身分としての最後の「講義」なのだ。






テストやゼミはまだ1回ぐらいあるけど(それでもリーチかかってる)、通常の講義というのはたぶん最後なのだ。
気付かなかったらたぶん寝てたな。



なんだか信じられないなぁ。
「授業」っつーものは6歳から受けてますから、16年間、ほとんど毎日、毎日のほとんどを費やしてきたことが終わる。
ちょうど、野球選手が引退するときみたいな年数だ。どのあたりがちょうどなのかはおいとくとして。


もう授業はないのか。
そう思ったらちゃんと出なくてはいけない。
これから先の人生、人に教えることも増えてくるはず。
先生の教え方を勉強するっていうのはもちろんだけど、教わってる方の気持ちを覚えておかなければね。
どこがわからなくてどういう説明でどういう言い方ならわかってどういうしゃべり方が気に食わないのかをきちんと自分の中に残しておこう。
教える立場になったときに、教わる人の気持ちがわかるってのはたぶんいいことだ。


でも卒論が完成しなければもう1年授業を受けることができるわけで、なんだか変なジレンマ。
まぁそれはきちんと終わらせて選択肢を増やしてから考えることにしよう。