コントの教科書
ヘキサゴンで、コントの作り方を教えてた。いや、本当はおバカさん同士がおもしろトークをしてるだけなんだけど、その完成度がまさにコントの教科書みたいだったのだ。ちょっと紹介します。
まず、つるの剛士が、「『羞恥心』のキャチフレーズ作ったんですよ!」と言いだした。歴史の勉強をしててその中で出てきた言葉を使ってみたんだそうである。登場人物は他に野久保直樹、上地雄輔、そして島田紳助。
Take1→
つるの「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス、羞です!」
野久保「鳴かぬなら鳴くまで待とう、恥です!」紳助「ホトトギスがぬけてる!」
Take2→
つるの「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス、羞です!」
野久保「鳴かぬなら鳴くまで待とう、恥です!」紳助「またぬけてるやんか!おまえのためにやり直したのに!」
Take3→
つるの「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス、羞です!」
野久保「鳴かぬなら」
上地(つるのさん、僕のセリフ何でしたっけ?)紳助「今聞くなーー!」
ここでつるのが上地にセリフを教える。
つるの「おまえは、『鳴かぬなら鳴くまで』、あれ、野久保なんだっけ?」
紳助「おまえがわかってないやんか」
野久保「僕鳴くまで待とうです」
つるの「あ、そっか、じゃあ鳴かせてみせようか、鳴かせてみせようだぞ」紳助「もうこれ最後や、ちゃんとやれ」
Take4→
つるの「鳴かぬなら殺してみせようショトトギス、羞です!」
紳助「ちっがーう!上地のと混ざってるやん!もうホンマ最後やぞ」
Take5→
つるの「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス、羞です!」
野久保「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス、恥です!」
上地「鳴かぬなら鳴かせてみせようホトトギです」
解説すると、
Take1〜Take2・・・天丼
Take3・・・3人目がボケる
(フリ)
Take4・・・フリに乗って1人目がボケる
Take5・・・3人目が最後の最後でボケる
完璧。出来すぎっちゅうくらいよく出来てる。