マイクロソフトがヤフーを買収したらどうなるのか?
<マイクロソフト>ヤフーに買収提案 総額4兆7000億円(Yahoo!ニュース 2月1日)
ソフトウエア世界最大手の米マイクロソフトは1日、インターネット検索大手ヤフーに対し、総額446億ドル(約4兆7000億円)での買収を提案したと発表した。現金と株式交換の組み合わせによる買収提案で、ヤフーの株式を1株当たり31ドルで購入する意思があると伝えた。急拡大するネット広告などネット検索関連市場で独走する最大手、グーグルを追い上げる態勢を整えることが大きな狙いと見られる。
さて、仮に買収が成立したとしたら何が起こるんだろう。よくわからんが、素人は素人なりに予測してみたいと思います。
やり方は、それぞれの会社から想起されるイメージや自分が使っているサービスを羅列してみて、そっから何かできないかなーと妄想するという、まぁ平凡な方法です。
なお、アメリカと日本ではYahoo!のポジションがずいぶん違うようですが、日本しか知らないんで日本のことについて書きます。
↓羅列結果↓
■自分がマイクロソフトを使うとき
・パソコン→Windows、Office
・MSN→hotmail、メッセンジャー
■自分がYahoo!JAPANを使うとき&イメージ
・ニュース、メール、スポーツ、オークション、セブンアンドワイ、リクナビ、ショットワークス
・公式ページを検索したいとき(Googleでイマイチな結果しか出ないときのみ)
・ソフトバンク(ケータイ)
・ソフトバンクホークス
↑羅列結果↑
まず明らかにわかるのが、マイクロソフトはパソコンに強くて、Yahoo!はケータイを(関連会社が)やってるってことです。
パソコンはどうなんでしょう、正直僕のまわりではVistaのいい評判を聞かないのですが・・・。しかも最近はiPodなんかのせいでアップルが盛り返したりしてるのかな?まぁ相変わらずワープロといったらWordだし、表計算といったらExcelという人が大多数だとは思いますけど(つーかそれしかさわったことないって人がほとんどのような)。ブラウザはFirefoxユーザが明らかに増えてます。うーん・・・。
Yahoo!に関してはソフトバンクケータイ。こちらはここんとこ好調ですね。ふむふむ。マイクロソフトが日本市場をどのぐらい意識してるかわかりませんが、もしかしたらこのケータイの部分にうまみを感じてるのかもしれません。Googleはケータイ用の検索サイトでauと提携したりはしてるけど、ハードは持ってない。
はい、というわけで、ものすごく安直に考えてしまうと、パソコンケータイもしくはケータイパソコンができます。いや、もうすでにスマートフォンというかたちであるわけですが、もっともっと洗練される余地はあるように思えます。洗練されたからって消費者が受け入れるかはわかんないけど。ただ、この2社が組んだら、今までのスマートフォンの常識を覆すような新しいものができるんじゃないかと期待してしまうのも事実。アップルにも入ってもらって、iPhone機能を搭載したデザインがイケてるやつを出してもらいたいけど、それはさすがに無理だろうなぁ・・・。でもみんなが無理だと思ってるからこそそこにチャンスはあるし、彼らならやってくれると信じたい。
あとはサイトですが、うーん、基本的にMSNとYahoo!JAPANは似てるような感じだからなぁ・・・検索サイトの最大の売りは「検索力」でしょうけど、これはGoogleが群を抜いてる。規模の経済を享受したぐらいで追いつけるのか?日本はYahoo!が強いけどたぶんこれは例外で、基本的にはGoogleのアドバンテージは相当なもんな気がする。