はじめてのけんけつ【献血体験記】


■このエントリの目的

  • 献血ってどういうものなのかを紹介すること。
  • はじめて献血をしようとする人の不安を少しでもなくすこと。
  • 献血をなんとなく食わず嫌い(?)している人に興味を持ってもらうこと。


■やったこと

  • 意を決して、はじめての献血に行ってきた。


■動機

  • 社会人になるにあたって、自分の正確な血液型を知っておきたかったから。
  • 献血をしたことがない」ということになんとなく罪悪感のようなものを感じていたし、社会常識的な意味でどんなものか知っておきたかったから。
  • 人のためにどうこうという気持ちはゼロだったわけじゃないけど、ほとんどなかった。


■ひとこと感想

  • かなり不安だったけど全然たいしたことなかった。


■ここから長めの感想

実は前日にブログなどを読んでおいた。みんな、針がぶっといとか、痛いとか書いていたので相当ビビッて献血ルームへ。はじめて献血をする人にとって重要なのは、どれぐらい痛いのかとか、どれぐらい副作用があるのかとかだと思います。その辺を主に紹介します。どういう手順なのかも気にならないことはないでしょうが、その詳細はここ赤十字献血のページ)でも参考にしてもらうとして。


結論からいうと、全然たいしたことなかったです。まず血液型を調べるために少し採血されました。採血なんで、当然針を刺します。実はこの時点でかなりビビリまくっていたんですが、一瞬チクッとするだけですし、時間も1分くらいです。「その一瞬のチクッが怖いんだよ・・・」と思われるかもしれませんが(何を隠そう、僕もそう思ってた)、本当に一瞬だし本当にチクッです。なんてたとえればいいかなぁ、いいたとえが浮かばないですが、逆にいえばそれぐらいとにかく一瞬ほんのわずかチクッとするだけです。


だけど思うわけです。本番はもっとぶっといので何十分もやるんだろ、こっちは知ってるんだぜ、って。あー、またドキドキ。


そうこうしているうちに、いよいよ呼ばれまして、歯医者のイスみたいなのに寝かされました。緊張しまくっていたからか、手が冷たかったので、カイロみたいなのを持たせてくれました。なんていい人なんだ!・・・と思いつつ、どーせ安心させて「ブスッ」とやるつもりなんだろ、だまされないからなっ、と少しも気は抜きませんでした。


そんで消毒やらなんやかんやして、いよいよ「ブスッ」


うぎゃあああああああああああ、きたきたきたきた、き、たっ、ん、あ、あれ、もう終わり・・・??なんだよ、さっきのやつと全然変わんないじゃん!!やっぱ一瞬チクッとするだけじゃないか!たしかにさっきのより少しだけ太いような気もするけど、ほんの少しだし。かなりホッとしてテレビをみる。


僕はお願いされた400mlというのをやったのですが、10分ぐらいで終わりました。いや、ホントあっというま。途中、若干刺されてるとこに違和感があるものの、ほんのわずかです。別に痛いわけじゃないし。こんなんでいいんだー。


うん、全然怖がることはなかったですねぇ。こんな風に書くと赤十字のまわしものなんじゃないかとか思われるかもしれないけど、本当にたいしたことないんだからほかにいいようがない。あれで人のためになるんならまたやってもいいかな。一人暮らししたら歯磨き粉とかカップラーメンとかもらえるのはありがたいだろうし。注意を守って激しい運動なんかもしなかったんで、フラフラするとかいう副作用もなかったですし(注意:もちろん個人差はあると思います)。


とにかく、想像してるよりずっと負担は少ないです。迷ってる人はぜひ誰か(できれば献血経験者)といっしょに行くことをオススメします。ひとりだと献血ルームの前まで行ってから逃げたくなりますんで(僕はものすごく逃げたくなりました)。