『冒険野郎伝説 アヴァンチュリエ』について

コミックビーム 2008年 04月号 [雑誌]

コミックビーム 2008年 04月号 [雑誌]

月刊コミックビームの4月号を買ってきて、パラパラと読んでみた。
んで、来月2日に単行本が出る『冒険野郎伝説 アヴァンチュリエ』という作品のトビラを目にしたとき、強烈な違和感を覚えた。

「脚本協力:加藤還一」


だ、だれ・・・???????



いや、誰ってだけなら別に珍しいことじゃない。問題は、しばしば「脚本協力」が変わってることなのだ。けっこうしょっちゅう「誰?」ってなるってことなのだ。
自室にある雑誌のバックナンバーを引っ張り出してきて確かめたところ、

BLOODY MONDAY」(2004年12月号)
「おもちゃのマーチ」(2005年9月号)脚本協力:金巻兼一(この回から「AVENTURIER(アヴァンチュリエ)というサブタイトルになる)
「悪魔の楽園」(2007年2月号)脚本協力:竹内利光
「北京2079」(2007年3月号)
「黒い山岳」(2007年4月号)脚本協力:竹内利光
「世界の果てを見た男」(2008年3月号)脚本協力:広田光毅
「グルマン大戦争」(2008年4月号=最新号)脚本協力:加藤還一


なんと今回の加藤還一で4人目だ。謎だ。
ぐぐってみると、加藤以外の3人はアニメの脚本家であることがわかった(加藤は検索結果が出なかったが、おそらく他の3人と同じ職業だろう)。
作者のクリストフ・クリタはアニメーターでもあるというから、その人脈なんだと思う。


にしても、である。なんだか全然無音なのである。どこからも何の声も聞こえてこない(僕の耳が遠いだけか?)。先月までに3人変わってるんだから、もうちょっとみんな「これ誰?」「なんで同じ人じゃないの?」っていう疑問が出てもいいんじゃないか?
まぁ、「ビームを読んでてしかもバックナンバーを取ってあって、この作品を追っかけてて(たぶんそう特大ヒットしてるわけではないと思う)、なおかつ脚本まで注意してて、声を発する人」の数はあんま期待できなさそうですが・・・。
それに加えて、担当の岩井っスの日記でもまったくその話が出てこないってのはなんか理由があるんだろうか。岩井さんなら、

「今回の脚本はだれだれがやってくれたんだけど、この人はクリストフと過去にこれこれのアニメでいっしょに仕事をしてて、その圧倒的なイマジネーションが・・・」

みたいな、その辺りのうんちくをたんと語ってくれそうなものなのになぁ。そうじゃなくても、せめて今日はだれだれと打ち合わせした、ぐらいはありそうなものなのに。「とある関係者」でごまかされてるのだろうか。だとしたらなんのために?別に公表する理由もないってことなのかなぁ。謎だ。気になる。


今日の岩井さんの日記でふれてくれたりしないかなぁ。。。