指標に現れない「やばさ」


真昼間に近所の書店に行くと、ヒマそうなおっさんたちがたくさんいる。
そして、みんな週刊大衆とかアサヒ芸能とかちょっとエッチ系の雑誌を片っ端から無我夢中に繰っているのだ。
はっきりいって異様な光景である。
同様にして、テレビ売り場でボーッと座ってる人もよくみる。

シニア層の受け皿が必要だ。
ゲートボールのグループに入れる人ばかりではない。
犬を飼っていて散歩が日課の人ばかりではない。
下手すると一日中誰とも会話しない人もいるんじゃないかなぁ。
主に若者を指してコミュニケーションの希薄化がいわれたりするけど、おっさん世代の方がよっぽど深刻。
いや、若い世代にだってそういう人はいるだろうけど、娯楽はあるしこれから誰かとつながりができる可能性もあると思うんですよね。
老人に関しては、なんとかしないとつまんない生活をする人がどんどん増えてしまう。
そんな暗い未来は望ましくないなぁ。
経済指標なんかよりもタイムリーにそしてリアリティをもってこの国のやばさを暗示している。